親知らず

親知らずとは

親知らずとは、一番奥に、そして一番最後に生える歯(下顎第三大臼歯および上顎第三大臼歯)のことを言います。18歳〜20歳位で生えてくる事が多い歯です。最近では、顎が小さくなる傾向になって、生えてこない人も多いです。食事が柔らかくなり、噛む回数減少のため、顎が小さくなる傾向になっています。結果、親知らずが生えてくるスペースが不足してしまい、水平に生えたり、傾斜して生えたりし、痛み・腫れ・歯列不正等様々なトラブルを引き起こす原因となるため、抜歯が必要となるケースも多くなっています。

親知らずを抜歯する理由

親知らずの生え方によって、歯磨きをしっかりしていても虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高く、親知らずの手前の健康な歯を巻き添えにしてしまう可能性があるため、早めに抜歯しておく事が推奨されます。
また、斜めに生えている等の場合、歯ぐきや顎の骨を圧迫して痛みを与えたり、歯並びにも影響し身体のバランスが崩れることもあります。

よくあるご質問

親知らずは抜いたほうが良いですか?

きちんと生えていれば、抜歯する必要はありません。抜歯したほうが良いかは診察してみないと判断が難しいのでご相談ください。

親知らずを抜くと、腫れますか?

個人差はありますが、下の顎のほうが腫れやすく、痛みを伴う場合があります。

親知らずの抜歯の時間はどれくらいですか?

歯の状態によって、30分〜1時間程度とばらつきがあります。正常に生えていてる場合は、すぐ抜けますが、斜めに生えていたり、歯の根っこが複雑だったりすると時間がかかります。

親知らずの抜歯する時期などありますか?

抜く場合は、生えてから出来るだけ早いほうが、負担が軽く済みます。また、若い時のほうが抜いた後の骨の回復が早くなります。


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